【記者リポート】
「事件のあった現場付近。救急隊が到着した際、女性は住宅の1階で亡くなっていたということです」
傷害の疑いで逮捕されたのは、五泉市三本木の無職・木村敏行容疑者(66)です。
木村容疑者は7月7月から15日までの間に、妻・美恵子さんに対し顔を殴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、木村容疑者は15日、近くに住む息子に「亡くなっているかもしれない」と伝え、駆けつけた息子が1階の居間で倒れている美恵子さんを発見。
通報を受けた救急隊が到着したときには、美恵子さんはすでに死亡していたということです。
警察の捜査で美恵子さんの体には複数のあざがあり、数日にわたり暴行が加えられた可能性があることが分かっています。
夫婦の間に何があったのでしょうか…
【近くに住む人】
「仲は良いほう。もとから仲は良い。何でそういうのが起きたのか、私らには全然見当つかない」
仲は良かったという夫婦ですが。
【近くに住む人】
「春頃から少し奥さん変わったなと話していた。自分の家が分からなくなるんでしょうね。(近所の人たちでよく)事故が起きると困るから探しに行って。でも、すぐに見つかって家へ帰った」
警察によりますと、美恵子さんは認知症を発症していたとみられていて、木村容疑者が介護していたということです。
「暴力をふるってケガを負わせたことは間違いない」という趣旨の供述をしている木村容疑者。
警察は傷害致死の疑いも視野に、美恵子さんが死亡した経緯・犯行の動機などを捜査しています。最終更新日:Tue, 16 Jul 2024 18:43:52 +0900