「十分時間を確保して…」約9年ぶりに環境相と新潟水俣病被害者団体が懇談 被害者救済へ新たな方策は

伊藤環境相が新潟市を訪れ、新たな救済策を求める新潟水俣病の被害者団体と懇談を行っています。環境大臣との懇談は実に9年ぶりです。
伊藤環境相が新潟市を訪れ、新たな救済策を求める新潟水俣病の被害者団体と懇談を行っています。環境大臣との懇談は実に9年ぶりです。

17日から2日間の日程で新潟水俣病の被害者団体と懇談する伊藤環境大臣。初日の17日は阿賀野患者会など3団体との懇談に臨んでいます。

【伊藤環境相】
「本日は十分時間を確保して皆様との懇談の場を設け、様々なお話をお伺いして丁寧に意見交換をしたいと考えている」

この9年ぶりとなる懇談の場で被害者団体は、全ての被害者救済のため新たな方策を示すよう大臣に求めています。

【新潟水俣病弁護団 味岡申宰事務局長】
「亡くなってから謝罪を受けて救済されてもあまり意味がありません。大臣としてどれくらいをめどに被害者救済策をとりまとめたいと考えているのでしょうか?」

伊藤環境相と被害者団体の懇談は18日も行われます。最終更新日:Wed, 17 Jul 2024 12:33:29 +0900