日朝首脳会談の実現に意欲も…岸田政権下で拉致問題進展せず「早急に日朝会談を」

岸田首相は14日に会見を開き、次期総裁選に出馬しないことを明言しました。この発表に県内でも衝撃が広がりました。一方で、岸田政権下での解決を目指してきた拉致問題は再び進展しないまま、次の政権へと引き継がれることになります。

岸田首相は14日に会見を開き、次期総裁選に出馬しないことを明言しました。この発表に県内でも衝撃が広がりました。一方で、岸田政権下での解決を目指してきた拉致問題は再び進展しないまま、次の政権へと引き継がれることになります。

■“拉致問題”解決はまたしても次の政権へ…

岸田首相

岸田政権下でも進展しなかったのは拉致問題です。

【岸田首相】
「首脳会談を早期に実現すべく私直轄のハイレベルで協議を行っていく」

日朝首脳会談へ意欲を示したこの発言に対しては、北朝鮮側が談話で「日本が関係改善を模索しようとするなら両国が会えない理由はない」と反応。

【横田早紀江さん】
「向こうの上の方が否定的でないコメントをなさったのは初めて」

能登半島地震後には金正恩総書記が岸田総理に宛てて見舞いの電報を送ったほか、水面下での交渉も表面化しました。

横田めぐみさんの同級生は…

【横田めぐみさんの同級生 池田正樹さん】
「具体的に少しずつニュースとして両国の接触が表面化したので、いずれにしても早急な日朝会談をしてほしいと願うばかり」

【岸田首相】
「何としても私自身の手で拉致問題を解決するという強い決意のもと、全力で取り組んで参ります」

この決意は、またしても次の政権に引き継がれます。

最終更新日:Wed, 14 Aug 2024 19:16:26 +0900