曽我ひとみさん“拉致”から46年…岸田首相の退陣表明に「次の首相は解決への道筋模索を」 ともに拉致された母とは再会果たせず「未来にかけるしかない」【新潟】

北朝鮮に拉致されて今年で46年となる曽我ひとみさんが8月16日、新潟県佐渡市で署名活動を行いました。曽我さんは「次の首相には解決への道筋を模索してほしい」と訴えました。

北朝鮮に拉致されて今年で46年となる曽我ひとみさんが8月16日、新潟県佐渡市で署名活動を行いました。曽我さんは「次の首相には解決への道筋を模索してほしい」と訴えました。

曽我ひとみさんが署名活動を行ったのは、国内国外のアーティストが出演するイベントアースセレブレーションの会場です。

14日、退陣を表明した岸田首相について、解決に向け「水面下で動いてくださっているという情報は聞いていた」とする曽我さん。

【曽我ひとみさん】
「この拉致問題が、まだ解決の道筋が見えないというところがすごく残念」

だからこそ「次の首相には、被害者の思いを受け止め、一日も早く解決への道筋を模索してほしい」と訴えます。

曽我さんが北朝鮮に拉致されてから8月12日で46年。ともに拉致された母・ミヨシさんとの再会は果たせていません。

【曽我ひとみさん】
「この時間をどうしたら返してもらえるのだろうかと思ってしまうこともあるが、未来にかけるしかないので、未来にかけたいなと思っている」

時間が進むたびに、当事者の焦りは増していきます。

最終更新日:Fri, 16 Aug 2024 18:56:07 +0900