原子力災害時に孤立地域が発生した想定で避難訓練 航空機から船舶に乗り換え避難「すごくためになった」

原子力災害への対応力を高めようと新潟県柏崎市で24日、航空機と船舶を連動させた避難訓練が行われ、地元住民が参加しました。

原子力災害への対応力を高めようと新潟県柏崎市で24日、航空機と船舶を連動させた避難訓練が行われ、地元住民が参加しました。

訓練は、地震により原子力災害が発生する中、土砂崩れなどで道路が被害を受け、孤立地域が発生した想定で行われ、地元住民40人が参加しました。

参加した住民は陸上自衛隊のヘリコプターで避難を開始すると、住民を乗せたヘリコプターは柏崎港へ。到着すると、海上自衛隊の船舶に乗り換え、直江津港へと移動しました。

参加した住民は災害時、陸路から避難できない場合の避難の手順について確認していました。

【参加した住民】
「すごくためになったし、とても快適でした」

【参加した住民】
「沿岸部というのはこういうの(ヘリや船での移動)が有効なんだと思った」

【柏崎市 櫻井雅浩市長】
「なるべくたくさんシチュエーションの中でより多くの方々に安心していただけるような避難態勢をとっていくことが私たちや新潟県の国の責務だと思っている」

県や市は訓練での反省点を今後の避難計画に生かす考えです。

最終更新日:Sat, 24 Aug 2024 18:32:48 +0900