【J1新潟】3連勝ならずも…首位・町田と激闘!“守備の強度”光りスコアレスドロー「全員が最後まで守る意識高かった」

明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は8月25日、現在リーグ首位を走る町田と対戦しました。

明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は8月25日、現在リーグ首位を走る町田と対戦しました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「試合開始30分前のビッグスワン。断続的に雨が降り続いています。勝てば1桁順位が見えてくるこの試合。悪天候の中ですが、サポーターとともに勝ち点3を目指します」

前節、今シーズン初の連勝を挙げ、勢いに乗るアルビは25日、ホームで首位のFC町田ゼルビアと対戦。この試合、光ったのは“守備の強度”です。

【アルビ 松橋力蔵 監督】
「タフな強度の高い守備をしっかりと90分間、全員で繰り返しやれたところは非常に評価できる」

身長194cmを誇るオ・セフンの高さを生かしたポストプレーから最短距離でゴールを目指す町田にセンターバック2人が対応。

空中での競り合いに負けず、さらにそのこぼれ球もサポートに入った選手が回収することでチャンスをつくらせません。

前半、町田に許したシュートはわずか2本。

一方のアルビも相手のハイプレスをはがす持ち前のパスワークに、3試合連続スタメンのダニーロの突破力などでゴールに迫りますが、リーグ最少失点の町田の堅守を崩すことができず、スコアレスで試合を折り返します。

迎えた後半は町田に押し込まれる場面が増えますが…

【アルビ 堀米悠斗キャプテン】
「固く失点しないというところ。みんな進め方が分かってきた感覚があるので」

奪われたらすぐに奪い返す、攻守の切り替えの速さが光ったアルビ。

攻撃をけん引していたダニーロが守備でも強さを見せるなど、全員が守備の意識を持ち続けました。終盤に立てて続けに訪れたピンチもGK小島の鋭い反応で防ぎます。

しかし、試合は0―0で終了。惜しくも3連勝とはなりませんでしたが、首位・町田を相手に無失点に抑え、守備に手応えを感じる試合となりました。

【アルビ 小島亨介 選手】
「守備のところでも全員がしっかり最後まで守る意識が高かった。ただ、今の結果に満足せずに、もっともっと隙のない守備というのを徹底してやっていきたい」

これで3試合連続無失点のアルビ。試合後、小島選手は「守備の意識が高かった」、堀米選手は「これまで失点した悔しい気持ちがあと一歩の走りや寄せにつながった」と話していました。

アルビは順位を1つ下げ12位に。次節は8月31日、アウェーで名古屋と対戦します。

最終更新日:Mon, 26 Aug 2024 18:54:44 +0900