一足先に秋の味覚を感じることができる「ナシ」を紹介します。
新潟市中央卸売場で始まっているのは、ナシの早生品種の出荷。今は果肉がやわらかく、果汁が多い「幸水」が出荷のピークを迎えています。
去年は雨が少なく、小ぶりなナシが多かったといいますが…
【新潟中央青果 渡部萌夏さん】
「(今年は)天候にも恵まれて、雨もちょうどよく降ったので、ジューシーなナシに仕上がっている」
【記者リポート】
「持ってみると、ずっしり重みがあって果汁がたっぷり含まれているように感じます」
また、幸水に続いて糖度の高い青ナシ「秋麗」も出荷が始まっています!日焼けしたものも多くみられますが…
【新潟中央青果 渡部萌夏さん】
「太陽の光をいっぱい浴びた証拠なので、とても甘いナシになっている」
市場関係者もおすすめする秋麗のお味は…
【記者リポート】
「シャキシャキとした歯ごたえのあとに、甘みが口いっぱいに広がってとてもおいしいです。日焼けしていないナシと比べても何も変わらないおいしさです」
今年の和ナシの出荷量は平年並みで大玉傾向にあるということです。購入後はヘタを逆さにして保管するのがおすすめです。
【新潟中央青果 渡部萌夏さん】
「ヘタの部分から乾燥を防げるだけでなく、下にたまった甘みが全体に行き渡るのでおいしくいただける」
まもなくやってくる実りの秋。ナシもこれから「豊水」「秋月」「新高」「新興」と品種のリレーが始まります。
【新潟中央青果 渡部萌夏さん】
「品種のリレーを楽しみながら、ぜひ自分の好みのナシを見つけてほしい」