コメ不足に対応するため“新米”を政府の“備蓄米”に…新潟で収穫された早生品種の品質検査 1等米比率は100%

新潟市でコメの早生品種の品質検査が始まりました。去年は猛暑や水不足により品質低下の影響を受けましたが、今年はこれまでの所全て最も品質の高い一等米となっています。

新潟市でコメの早生品種の品質検査が始まりました。去年は猛暑や水不足により品質低下の影響を受けましたが、今年はこれまでの所全て最も品質の高い一等米となっています。

28日午前8時半、新潟市西蒲区のJA新潟かがやきの倉庫で始まったのは西蒲区岩室地区で収穫された極早生品種「五百万石」と早生品種「ゆきん子舞」の品質検査です。

検査員がコメ袋から取り出したサンプルの粒の状態を細かく確認していました。

JA新潟かがやきによりますと、去年猛暑や水不足により品質低下の影響を受けましたが、今年は天候が安定したことや各生産者が水や肥料の管理を徹底したことで午前10時までの1等米比率は100%に。

関係者も今年の出来に太鼓判を押します。

【JA新潟かがやき岩室アグリセンター 佐々木敏春センター長】
「新潟県の上から下まですべて良品質米を皆様の食卓まで届けられればと考えている」

28日に検査されたコメはコメの供給不足に対応するための政府の備蓄米として保管される予定です。

最終更新日:Wed, 28 Aug 2024 12:17:57 +0900