秋の高校野球新潟県大会の組み合わせ抽選会が29日に開かれ、対戦カードが決まった。2014年以来のセンバツ出場校は出るのか…上位3チームに与えられる北信越大会出場権を巡って、熱い戦いが繰り広げられる。
【Aブロック】昨秋3位の関根学園・今夏8強の北越が中心か
去年秋の県大会で3位となり、北信越大会8強の関根学園と、今夏の大会で8強入りした北越が中心か。前チームから登板していた関根学園の鈴木・北越の手戸の投球に注目。今夏旋風を起こした佐渡や六日町・長岡の公立校の戦いにも注目したい。
※7校連合:長岡農・正徳館・栃尾・分水・三条商・塩沢商工・十日町総合
【Bブロック】今夏覇者の新潟産大附属・中越・十日町が同ブロック
今夏覇者の新潟産大附属はこのブロックに入り、2回戦からの登場。中越と十日町の勝者と対戦する。その中越と十日町は初戦注目の好カードに。十日町は今夏8強入りに貢献した丸山・前川などの投手陣が強力。中越は今夏の佐渡戦で好投した石山がチームを牽引する。新潟・新潟商・高田・新発田南など公立校が多く入った。
【Cブロック】糸魚川・新発田農の公立校に注目 新潟明訓・東京学館新潟の強豪私学も
新潟明訓と東京学館新潟の初戦は屈指の好カード。加茂暁星も同じブロックに入り、強豪私学がしのぎを削る。また、2年生中心で夏を勝ち上がった新発田農業と糸魚川もこのブロックに入った。試合経験豊富な選手の多い2校の戦いにも注目したい。
※5校連合:新潟東・新潟向陽・新津南・新発田商・加茂
【Dブロック】日本文理・帝京長岡が同ブロックに
今夏の本命と位置づけられながら甲子園を逃した帝京長岡と日本文理が同じブロックに入った。帝京長岡は有馬・山野を中心にセンバツ出場を狙う。11年ぶりのセンバツ出場を目指す日本文理は、今夏の主軸・齋藤開道に注目。村上桜ヶ丘と開志学園の初戦も注目の一戦だ。
今夏の甲子園では、新潟産大附属が初出場ながら7年ぶりに甲子園勝利を飾った。この勢いを春のセンバツ甲子園に繋げることができるか…秋の高校野球新潟県大会は9月6日に開幕し、23日に決勝が行われる予定だ。
最終更新日:Fri, 30 Aug 2024 08:49:56 +0900