政府が柏崎刈羽原発の再稼働に向け、原子力関係閣僚会議のメンバーを拡大し、来週会合を開く方針を示したことを受け、花角知事は県民の不安払しょくに向けた国の対応が進むことへの期待を示しました。
【岸田首相】
「柏崎刈羽原発の再稼働に関するすべての閣僚が出席する形で、原子力閣僚会議を来週開催し、対応策の具体化に向けて確認と指示を行う」
8月27日、岸田首相は脱炭素社会の実現に向け議論する会議の中で、柏崎刈羽原発の再稼働を進めるため原子力関係閣僚会議のメンバーを拡大し、来週会合を開く方針を表明しました。
これまで国に対し、避難道路の整備など県民の不安払しょくに向けた要望を続けている花角知事はこれを受け29日、「真剣に受け止めてもらっていることの表れ」と話し、国の対応が進むことへの期待感を示しました。
【花角知事】
「まさに政府が一体となって対応を検討していく。そういう姿勢がまさに今回の発言になっているんだと思う。より、物事が前に進んでいただけたら、そういう意味の期待はある」
一方、政府の対応を県民がどのように受け止めていくかを見極めるなどとし、県として再稼働を判断する時期について決めたものはないと話しました。
最終更新日:Thu, 29 Aug 2024 18:51:25 +0900