定年退職目前で…有給中に“酒酔い運転”で逮捕された小学校用務員の男性(60)を“免職処分” 泥酔した状態で国道を約25km走行

新潟県胎内市教育委員会は3日、今年6月に酒酔い運転をして現行犯逮捕された学校教育課に勤める60歳男性職員に対し、懲戒免職処分にしたと発表しました。
胎内市役所

新潟県胎内市教育委員会は3日、今年6月に酒酔い運転をして現行犯逮捕された学校教育課に勤める60歳男性職員に対し、懲戒免職処分にしたと発表しました。

懲戒免職の処分を受けたのは、胎内市教育委員会学校教育課に勤務する60歳の男性職員です。

男性職員は今年6月18日午後3時すぎ、有給休暇取得中に、ドラッグストアやコンビニで買った酒を、自宅駐車場に止めていた軽自動車の車内で飲み、そのまま車を運転。自宅近くの会社の塀に左サイドミラーをぶつける事故を起こしたものの、そのまま運転を続け、国道を約25kmにわたり運転したということです。

蛇行している軽自動車を目撃した人が、警察に通報し、男性職員はその場で現行犯逮捕され、その後略式起訴されました。

警察によりますと、男性職員は日本酒1合パックを2つ、350mlのビール缶を1缶、180mlのウイスキー缶を1缶飲み、警察官と話した内容も覚えていないほど、酒に酔った状態だったということです。

市教育委員会によりますと、男性職員は61歳で定年退職の予定だったということです。

男性職員は「今回の事故で学校関係者、子どもたちに多大な迷惑をかけ申し訳ない」とコメントし、市は再発防止に努めるとしています。

最終更新日:Thu, 05 Sep 2024 09:06:44 +0900