“新潟労災病院”2026年に閉鎖へ…市民団体は“総合病院の存続”を県に要望「上越地域の医療が大混乱してしまう」

2026年3月末で新潟労災病院が閉鎖されることになったことを受け、市民団体が直江津地域に総合病院を残すことなどを県に要望しました。

2026年3月末で新潟労災病院が閉鎖されることになったことを受け、市民団体が直江津地域に総合病院を残すことなどを県に要望しました。

9月9日、県庁を訪れたのは「上越地域の医療を守る会」の会員たちです。

県が医療機関の再編・集約化を進める中で、上越市直江津地域にある新潟労災病院の2026年3月31日の閉院が決まったことを受け、1万4740人分の署名とともに要望書を提出しました。

【上越地域の医療を守る会 青木浩一 事務局長】
「要望事項1、直江津地域に多くの診療科を持つ総合病院を残してください」

要望書では直江津地域に総合病院を残すこと、そして医療構想の見直しや医師・看護師不足の解消を求めています。

【上越地域の医療を守る会 石田秀男 代表】
「直江津病院の閉院はもう少し先に延ばしてほしい。もし、閉院するにしても。上越地域の医療が大混乱してしまう。最後に泣くのは患者」

県の担当者との意見交換は約30分行われましたが、県は地域医療構想調整会議で出された結論に沿って進めていくとの認識を示しました。

最終更新日:Mon, 09 Sep 2024 18:44:51 +0900