「下れなくなった」険しい岩場登る”沢登り”中に3人が立ち往生 テントを張り一晩過ごし無事救助【新潟】

9月14日、新潟県南魚沼市の越後駒ヶ岳(標高2002.7m)で沢登りをしていた60代男性と50代夫婦の3人のパーティが自力で下りることができなくなり、一夜明け県警のヘリによって救助されました。
NST新潟総合テレビ

9月14日、新潟県南魚沼市の越後駒ヶ岳(標高2002.7m)で沢登りをしていた60代男性と50代夫婦の3人のパーティが自力で下りることができなくなり、一夜明け県警のヘリによって救助されました。

14日、南魚沼市荒山の越後駒ヶ岳で沢登りをしていた神奈川県に住む60代男性と埼玉県に住む50代夫婦の3人のパーティが、標高1000m付近にあるオツルミズ沢の急斜面の岩場を登ることが出来ず、動けなくなりました。

一夜明けた15日午前6時ごろ、50代女性から「下れなくなった」との警察に通報がありました。

通報を受け捜索していた県警ヘリが午前10時42分に3人を発見し救助。3人にケガはありませんでした。

警察によりますと、3人は全員登山経験が10年以上ある登山仲間同士で、一般的な登山とは違い険しい岩場を登る、いわゆる沢登りをしていたということです。

3人は14日午前5時30分ごろから沢登りを始め、夕方ごろに現場に到着しましたが、すでに暗くなっていたことから、救助は難しいと判断して、持っていた簡易テントを立てて一晩を過ごしたといいます。

警察は「沢登りは危険なので、技量にあった登山をしてほしい」と注意を呼びかけています。

最終更新日:Sun, 15 Sep 2024 20:00:23 +0900