敬老の日の9月16日、新潟県の花角知事が今年100歳を迎える村上市の女性のもとを訪ね、記念品などを手渡しました。長寿の秘訣は、好きな食べ物をたくさん食べることのようです。
花角知事が長寿の御祝いに訪れたのは、村上市に住む佐藤アイさんです。1924年(大正13年)11月11日生まれで、あと2カ月ほどで100歳を迎えます。16日は、花角知事から賞状と記念品を受け取りました。
若い頃は嫁ぎ先の家業だった酒店の配達に汗を流し、今年の春までは、畑仕事に精を出していたという佐藤さん。
現在も、風呂や洗濯など身の回りのことは自分でするほか、毎日、新聞を読むことも欠かしません。花角知事に長寿の秘訣を聞かれた佐藤さんは…
【佐藤アイさん】
「何でも食べることだね、大好物ははらこ。ご飯の上からこぼれる程にして食べたい」
自身の生まれ育った村上の特産・サケやはらこをこよなく愛する佐藤さん。
【佐藤アイさん】
「この年になって、こんなにみんなに祝ってもらってありがたいことです」
県によりますと、県内の65歳以上の高齢者の人口は71万2千人で、去年に比べ3千人少なくなりましたが、県の人口に占める割合は33.9%で0.3ポイント高くなっています。
また、今年度、県内で100歳を迎えるのは1189人(男性153人、女性1036人)。100歳以上は、2427人(男性263人、女性2164人)で、最高齢は111歳だということです。
最終更新日:Mon, 16 Sep 2024 18:47:38 +0900