自民党総裁選でいくつかの投開票日が取り沙汰された衆議院議員選挙。10月27日に予定されることとなり、新潟市北区の企業では県民に投票を呼びかける看板設置の準備に追われています。
看板やのぼりを製作する新潟市北区の企業。倉庫には、これまで手がけた商品が並びます。
【池田看板 池田佳弘 社長】
「(Q.年間どれくらいの看板を作る?)300以上やっていると思う」
イベントの多い秋は繁忙期だといいますが、2日から本格的な準備に入ったのは、27日に投開票が予定される衆院選の日程を広報する看板などの製作です。
3日朝、デザインが決定したばかりだという懸垂幕。
【池田看板 池田佳弘 社長】
「まだ日が2日の時点ではっきりしなかったので、できあがってから日付を入れるような形。(Q.選挙は日付なしの段階から用意を始める?)いえ、今回は解散(に向けた動き)が突発的だったので、そのような形でやっている」
公示予定日である15日の前日には、県庁前の看板に加え、村上市から上越市まで県内9カ所に懸垂幕を設置しなくてはいけません。
【池田看板 池田佳弘 社長】
「(Q.公示前日の14日には設置しなくてはならない?)そうですね。その日に設置することを逆算すると、12日には物は全部作っておかないとダメ。実質1週間くらいしかない」
それでも限られた日数の中、有権者の投票行動につながる広報看板の設置に力を注ぐ考えです。
【池田看板 池田佳弘 社長】
「間に合わせるしかない。万が一間に合わなければ大事になるので、そこはもう我々、他の看板屋さんも一直線にゴールに向かって走るしかない」