飲食店などの開業に必要な食品営業許可の検査に、県が検査資格のない職員をあてていたことがわかりました。
飲食店などが開業する際、保健所に申請して施設の設備などが基準に適しているか検査を受け、取得する必要がある食品営業許可。
食品衛生法上、その検査は所定の課程を修了するなどして任命要件を満たした食品衛生監視員に行わせなければなりませんが、検査にあたっていた県の職員1人にその資格がなかったことが複数の関係者への取材でわかりました。
関係者によりますと、内部からの報告で職員1人が無資格であることが判明。この職員が許可に関わった事業所は県内で約100軒に上る見込みで、県は今後、店側に経緯を説明した上で再検査を検討しています。
最終更新日:Wed, 27 Nov 2024 18:41:40 +0900