不倫の末に妻と1歳の娘を殺害して”無期懲役”判決を受けた元看護師の男「どのような判決を言い渡されても責任をとりたい」一転して”控訴”

2021年11月、新潟市南区の自宅で29歳の妻と1歳の娘を殺害した罪で、11月22日に新潟地方裁判所から「無期懲役」の実刑判決を言い渡されていた元看護師の男。公判の中では「どのような判決を言い渡されても責任を取りたいと思います」と語っていたものの、その後の弁護側への取材で12月4日付けで控訴していたことが分かりました。
渡辺健被告

2021年11月、新潟市南区の自宅で29歳の妻と1歳の娘を殺害した罪で、11月22日に新潟地方裁判所から「無期懲役」の実刑判決を言い渡されていた元看護師の男。公判の中では「どのような判決を言い渡されても責任を取りたいと思います」と語っていたものの、その後の弁護側への取材で12月4日付けで控訴していたことが分かりました。

2021年11月7日、新潟市南区の自宅で妻の春香さん(29)と娘の純ちゃん(1)の首をロープで絞め付け自殺を装い殺害した罪などに問われ、2024年11月22日に新潟地裁から「無期懲役」の判決を言い渡されていた元看護師の渡辺健被告(31)。

殺害した日からちょうど3年となった2024年11月7日に開かれた公判で、渡辺被告は涙を流しながら妻と娘の殺害時の様子を話し、「妻と娘を殺したことについては本当に申し訳ないと思っています。どのような判決を言い渡されても責任を取りたいと思います」と話していました。

検察側が「無期懲役」を求刑し、弁護側は「有期刑」での判決を求めていた中、新潟地裁は検察側の求刑通り「無期懲役」の判決を言い渡し、判決公判後、弁護側は控訴するかについては「被告人と面会してから検討する」と話していたほか、渡辺被告が弁護士との接見で「2人の命を奪ったことについては申し訳ないと話している」と語っていました。

しかし、その後の弁護側への取材で渡辺被告の弁護士が12月4日付けで控訴したことが分かりました。弁護側は控訴した理由について明らかにしていません。

最終更新日:Wed, 04 Dec 2024 21:00:00 +0900