新潟県聖籠町の空き家の敷地内で男性の遺体が見つかった死体遺棄事件について、現場の状況などから警察が遺体の男性が殺害された可能性も視野に捜査していることが分かりました。
【記者リポート】
「聖籠町の死体遺棄事件の現場。警察官が盛り土にスコップを入れて、土を戻すような作業が行われています」
12月16日、聖籠町次第浜の空き家の敷地内で身元不明の男性の遺体が見つかった死体遺棄事件。
警察は遺体が10月中旬から行方が分からなくなっている新潟市中央区の70代の男性とみて身元の特定を急いでいます。
また捜査員が、現場近くの店で消臭スプレーや殺虫剤が10月下旬に購入された履歴を捜査していることが分かりました。
現場となった空き家では20日も捜査が行われていたほか、関係者とみられる人物が捜査員に連れられて現場を確認する姿も見られました。
この空き家では、男性が行方不明となった10月中旬以降、人の出入りが確認されていたほか、11月中旬には複数の男性が出入りしてショベルカーで庭に穴を掘っている姿も目撃されています。
警察はこの出入りしていた男らが事件に関与しているとみて慎重に捜査を進めているほか、現場の状況などから遺体の男性が殺害された可能性も視野に調べを進めています。
最終更新日:Fri, 20 Dec 2024 18:54:22 +0900