春の高校バレー全国大会。1月6日の2回戦を勝ち上がり、初のベスト16に進出した女子の長岡商業は、7日の3回戦で去年のインターハイ女王で大阪代表の金蘭会と対戦しました。
2回戦で去年ベスト8の強豪・横浜隼人に勝利し、創部以来初のベスト16に進出した長岡商業。
【長岡商業 曽根喜広 監督】
「長岡商業としては、3日目に残るのは初めてで、その中で金蘭会さんと試合ができることは本当に幸せなこと。今までやってきたことを出し尽くしたい」
3回戦で対戦したのは、去年の2回戦で敗れた因縁の相手で、インターハイ女王の大阪代表・金蘭会です。
第1セット、2種類のサーブを使い分ける3年生サウスポー・冨田のサービスエースでポイントを先取します。
さらに相手のスパイクをうまくセッターへつなぎ、横尾や森山といったアタッカーがスパイクを打ち込む長商。
しかし、スタメンの平均身長が165cmの長商に対し、金蘭会は175cmと、その高い壁を前に思うように得点を重ねることができません。
さらに2人のセッターを擁し、常に前衛3人で仕掛けてくる金蘭会の攻撃を止められず、長商は第1セットを落としてしまいます。
なんとか一矢報いたい長商は第2セット、3年生の森山・加納が意地のブロックを見せます。ここから流れを引き寄せたい長商でしたが…
【実況】
「3年生、今度は加納に託す。しかし、ブロック。長岡商業のレシーブ力を上回る青き名門・金蘭会の高き壁」
最後まで立ちはだかった金蘭会のブロック。
去年の雪辱を果たすことができず、インターハイ女王を前に長商の春高はベスト16で幕を下ろしました。
最終更新日:Tue, 07 Jan 2025 18:39:07 +0900