冬型の気圧配置が続き、新潟県内は10日にかけて警報級の大雪となる恐れがあります。新潟地方気象台などが大雪による交通の乱れに注意・警戒を呼びかける中、NEXCO東日本は8日午後7時ごろから磐越道で予防的通行止めを行うと発表しました。
【国交省 水管理・国土保全局 西澤賢太郎防災課長】
「本州の日本海側を中心に大雪となる予想となっており、車両の立ち往生、道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延運休が発生する恐れがある」
8日午後、気象庁と国交省が会見を開き、注意・警戒を呼びかけたのは大雪による影響。既に県内では、交通への影響も出始めています。
NEXCO東日本は立往生などの発生を防ぐため、磐越道の安田ICから福島県の磐梯熱海IC間で午後7時ごろから9日の日中にかけて通通行止めを実施すると発表。
これに合わせ北陸地方整備局は平行する国道49号線でも通行止めを実施する可能性が高いとしています。
そして県内では山沿いを中心に雪が降り続け…
8日午後5時現在の積雪が159センチとなった津南町。
朝から除雪作業に追われる人の姿が見られました。
【雪かきに追われる人】
「年末に一気に降って大変だったが今回も最強寒波とか言っているので降るのかなと」
「大雪になるということで早め早めに雪をならして、一気に降っても大丈夫なように今除雪しているところ」
さらに雪は平地でも…
朝から雪が降っていた長岡市では、大雪への心配の声が聞かれました。
【街の人は】
「2，3日降るみたいなので、もうこれは積もるなと」
「今週（雪が）降るということで身構えてはいたが、きょう雪が大粒なのであんまり降らない積もらないでほしいと思う」
新潟市でも午後から雪の降り方が強まり…
【記者リポート】
「午後1時の新潟市中央区。だんだんと雪が強く降りそして視界も悪くなってきた。車もライトを付けて走行している」
【街の人は】
「仕事があるとバスの遅れがあったりするとちょっと困る、大雪で」
冬型の気圧配置は10日にかけて続く見込みで、9日午後6時までの24時間に降る雪の量は中越・下越の平地で最大20センチ、山沿いで最大70センチなどと予想されています。
また10日にかけて海はしけとなる見込みで、高波にも注意・警戒が必要です。
場合によっては警報級の大雪や暴風雪となる恐れもあるため、新潟地方気象台は大雪による交通の乱れに注意・警戒するよう呼びかけています。
最終更新日:Wed, 08 Jan 2025 18:41:37 +0900
