明治安田J1アルビレックス新潟は1月9日、今シーズンに向けた新体制を発表しました。8人の新加入選手を前に、樹森大介新監督は『新潟史上最高へ』という目標を掲げました。
1月9日午後、新潟市北区で開かれた新体制発表会見。180人のサポーターが見守る中、掲げられた今シーズンの目標は…
【樹森大介 監督】
「午前中のミーティングで目標を選手たちに伝えた。具体的に言うと、『新潟史上最高へ』という言葉をかけた」
リーグ戦での最高順位6位やカップ戦での準優勝など、これまでのクラブの歴史を塗り替えると意気込む樹森監督。
一方、寺川能人強化本部長は新たに迎えた選手について。
【寺川能人 強化本部長】
「今まで積み上げてきた新潟のサッカーに適応する選手たち。一番大事にしているのは、チームのためにハードワークして戦える選手」
そう評された新加入選手たちは、多くが初めてのJ1の舞台です。
【J2山口から完全移籍 FW・若月大和 選手】
「自分の武器はドリブルとスピード、背後に抜ける動き。今シーズン、アルビの勝利のために全てを捧げたい」
【J2熊本から完全移籍 GK・田代琉我 選手】
「自分の特長はシュートストップ、ハイボール(への対応)だが、個人的に強みは自分の情熱やパッションだと思っているので、サポーターの皆さんの熱に負けないように、自分の気持ちを全開に出して頑張っていきたい」
昨シーズン、J2水戸でプレーした落合陸選手は、そこでコーチを務めた樹森監督について。
【昨季J2水戸でプレー MF・落合陸 選手】
「(樹森監督は)自分の意見をしっかりぶつけて、相手の意見をしっかり聞く。そういう意見交換ができたのは、僕としても去年一年は大きかったし、成長させてもらった」
昨シーズン、特別指定選手として大学生ながらアルビで活躍した稲村隼翔選手もプロとしての一歩を踏み出しました。
【東洋大から加入 DF稲村隼翔 選手】
「このサポーターと日本一になりたいという思いが強くなっている」
また、オーストラリア代表のDF・ジェイソンゲリア選手が1月中旬にチームに合流。そのほか、ブラジル人MFの加入が発表されました。
樹森監督と新加入選手がアルビに新たな風を吹かせる今シーズン。
チームは1月10日トレーニングを開始し、13日から宮崎で一次キャンプを行います。
最終更新日:Thu, 09 Jan 2025 18:38:40 +0900