夏決戦まで半年…“参院選イヤー”突入!衆院選の勢い生かしたい立憲・打越さく良議員 自民は元五輪メダリストの新人・中村真衣氏で結束へ

今年に予定される大きな政治決戦が、夏に控える参院選です。選挙イヤーに突入し、改選1議席をめぐる争いに向け、与野党とともに準備を加速させています。

今年に予定される大きな政治決戦が、夏に控える参院選です。選挙イヤーに突入し、改選1議席をめぐる争いに向け、与野党とともに準備を加速させています。

■〈立憲・打越議員〉知名度不足課題も…“衆院選の勢い”生かせるか

立憲民主党 打越さく良 参院議員

1月5日、朝市場の初競り会場に姿があったのは、立憲民主党の現職・打越さく良参院議員です。

競りに参加し、縁起良く宝船を競り落としますが…

【競り人】
「3万円、3万円…“衆院議員”打越さく良様!」

思わず苦笑い。

北海道出身で6年前の参院選では無名ながらも野党統一候補として戦い、初当選を果たした打越さん。

県内での名前の浸透にまだ課題も抱える中、今回、立憲民主党の公認候補として生かしたいのは、県内小選挙区の議席を独占した去年の衆院選の勢いです。

【立憲民主党県連 西村智奈美 代表】
「野党の声がしっかりと国会の中で国政の中で反映される、そういうふうに変わりつつある。もう一息だと思う」

【立憲民主党 打越さく良 参院議員】
「5年半、皆様の声をうかがって、地方で生きるお一人お一人が希望と幸せを抱き続けられる、そんな政治こそ必要」

7日は県連による合同の街頭演説会を開き、政治とカネをめぐる問題など追及を続ける姿勢を強調しました。

【立憲民主党 打越さく良 参院議員】
「全県的な知名度については課題だと恥ずかしながら指摘されるので、私自身の力不足ということを残る短い期間でしっかりとカバーしていきたい」

■〈自民・中村氏〉新人を後押し!結束し党への“逆風”跳ね返せるか

自民党・新人 中村真衣 氏

選挙イヤーに入り、積極的に自身のPRに取り組む打越さん。

こうした中、長岡市の新年賀詞交換会の会場で初顔合わせとなったのが、地元・長岡市出身で、参院選で1議席をめぐり争うことになる自民党の新人・中村真衣さんです。

競泳元オリンピックメダリストとして地元での知名度を誇る中村さんは去年、自民党県連が行った公募で候補者に選出。

選考過程では中村さんのほか、佐藤信秋県連会長を推す議員で意見が分かれ、県連の結束に懸念も生じましたが、年末に行われた事務所開きには、その佐藤会長も出席。

【自民党県連 佐藤信秋 会長】
「力いっぱい、みんなで中村真衣さんを一生懸命応援して、必ず勝つ」

【自民党・新人 中村真衣 氏】
「新潟から日本を元気にできるよう、ぜひ皆様には今後ともご指導いただき、力強いご協力・ご支援を賜りますようお願い申し上げます」

結束をアピールし、一丸で党に吹く逆風を跳ね返したい考えです。

【自民党・新人 中村真衣 氏】
「すべてのことが初めてのことなので、そういった意味で一日一日、常に刺激のある毎日を過ごすと思う。半年間、頑張って過ごしていきたい」

このほか、新潟選挙区には参政党の新人・平井恵里子さんも立候補を表明しています。

決戦の夏まで残り半年と迫っています。

最終更新日:Thu, 09 Jan 2025 19:10:19 +0900