まもなく本格化する受験シーズンを前に、新潟県燕市の資料館などでは1月10日、受験生を応援するお守りにと『合格通水石』が配られました。
燕市の信濃川大河津資料館で1月10日配られていたのは、“通”ずるという文字が記されたお守り。
【吉田優アナウンサー】
「配付されたお守りの中には、合格祈願のカードと石が入っています」
これは、約100年前に通水した大河津分水の改修工事で撤去された構造物の一部に使用されていた石です。
多くの困難を乗り越えて通水し、長年にわたり水害から地域を守ってきた大河津分水。
石には“諦めなければ通ずる”という思いが込められ、『合格通水石』として受験生を応援するため、数年前から配付されています。
【受け取った人】
「市役所の職員をしている。市役所の事業に関わっている高校生に渡したくて来た。最後、悔いなく全力で臨めるように、この合格通水石を持って、思いが通じるように願っている。頑張れ!高校生!」
【国土交通省信濃川河川事務所 鎌田智哉さん】
「実際に大河津分水路は数多くの困難を乗り越えているので、受験生も多くの困難を乗り越えて、春にはうれしい報告をいただきたい」
合格通水石は300袋限定で、1月11日からの3連休も配布されます。
最終更新日:Fri, 10 Jan 2025 18:50:02 +0900