“三越跡地”の再開発遅れ…資材高騰・人手不足に新潟市長「致し方ない」 今年着工予定も施工業者見つからず

2020年に閉店した新潟三越跡地の再開発事業が遅れている問題で、新潟市の中原八一市長は資材の高騰や建設業界の人手不足に加え、高層ビルを建設できる業者が限られていることを要因に挙げました。

2020年に閉店した新潟三越跡地の再開発事業が遅れている問題で、新潟市の中原八一市長は資材の高騰や建設業界の人手不足に加え、高層ビルを建設できる業者が限られていることを要因に挙げました。

計画では、商業施設などが入る地下1階・地上37階建ての複合型タワーの建設に今年着工し、2029年中の完成を目指す予定でした。

しかし、地権者などからなる準備組合が設定したスケジュール・予算で施工を請け負う業者は現時点で見つかっておらず、準備組合は業者への聞き取りを続けています。

【新潟市 中原八一 市長】
「遅れていることについては大変残念なことだと思っているが、実際、現在の建設業界の状況を見ると、致し方ないことなのかなというふうに思っている」

一方で、中原市長は「計画の遅れが古町の低迷につながらないようにしていく必要がある」としています。

最終更新日:Thu, 16 Jan 2025 19:14:06 +0900