去年、知人女性に同意なくわいせつな行為をした罪に問われている元上越警察署巡査部長・高橋範夫被告(61)の初公判が1月17日、新潟地裁で開かれました。
起訴状などによりますと、高橋被告は去年10月に上越市内の自宅で知人の成人女性を手で抱き寄せたり、押さえつけたりして、無理やりわいせつな行為をした罪に問われています。
1月17日の初公判で高橋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた上で、犯行動機について「身体に触りたいという気持ちばかりが先行した」などと話しました。
検察は、被害者が明確に拒否しているにもかかわらず、強引にわいせつな行為を続けた身勝手な犯行であると指摘。被害者が厳しい処罰を望んでいることなどから懲役2年を求刑しました。
一方の弁護側は、犯行に計画性が認められないことや高橋被告が深く反省しているなどと主張し、執行猶予付きの判決を求めています。
判決は1月24日に言い渡されます。
最終更新日:Fri, 17 Jan 2025 19:15:25 +0900