1月17日、新潟市中央区で行われたのは、海上保安庁が18日に全国で運用を開始する新しい通報システム『Live118』のデモンストレーションです。
118番通報による音声通話だけでは現場の状況把握に時間がかかるケースもあったため、今回、スマートフォンで撮影した映像をリアルタイムで送れるシステムを導入。
【司令官】
「画面の真ん中に映っている方、流された方でよろしいですか?浮いている限り大丈夫なので、そのまま監視をお願いします」
アプリをダウンロードする必要はなく、118番通報後、スマートフォンに届くショートメッセージをクリックして、説明通りに進めば映像通報を開始できます。さらに…
【司令官】
「海上保安庁が到着するまで、そのまま継続してください」
海上保安庁側からも必要に応じて心肺蘇生の方法などについての動画が届くので、スムーズな初期対応が可能に。
【第九管区海上保安本部 江口英雄 運用指令センター所長】
「迅速かつ正確に現場の状況を把握できるということで、事件の(素早い)解決に協力できたら」
海上保安庁は『Live118』の導入で海難救助体制の強化につなげたい考えです。
最終更新日:Fri, 17 Jan 2025 19:16:48 +0900