【新潟】樹森新体制で宮崎キャンプ 選手・コーチ・練習メニュー変わるも「理解力高い。いい環境、いい循環になっている」と手応えも

1月13日から宮崎でキャンプを行っている、サッカー・アルビレックス新潟。キャンプ5日目の17日、報道陣に練習を公開した。選手だけでなく、コーチングスタッフも大きく入れ替わる中、樹森大介監督は「いい環境、いい循環になっている」と手応えを口にした。
NST新潟総合テレビ

1月13日から宮崎でキャンプを行っている、サッカー・アルビレックス新潟。キャンプ5日目の17日、報道陣に練習を公開した。選手だけでなく、コーチングスタッフも大きく入れ替わる中、樹森大介監督は「いい環境、いい循環になっている」と手応えを口にした。

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17日午前9時半に始まった練習には、30人の選手のほか、練習生数人が参加した。選手だけでなく、監督をはじめとしたコーチングスタッフも大幅に入れ替わった2025シーズン。ウォーミングアップからメニューに変化が見られるなか、選手たちはベテラン選手を中心に声を出して練習に励んだ。

その後は「ボール保持」に重点を置きトレーニング。9対5と、チームの人数を変えて練習が行われ、樹森新監督はボールポゼッションから相手に奪われた際の攻守の切り替えの速さを選手たちに求めた。この練習ではゴールの間隔が20mと狭い間隔で配置され、練習フィールドすべてでシュートが打てる距離になる。そのため、シュートを打たせないためにも、ボールに向かうことを意識づけられていた。

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そのほか、クロスからゴール前の局面を想定した練習や、セットプレーの守備の確認が行われた。多くの練習メニューが変わったが、樹森監督は、「練習メニューが変わると戸惑いとかルールに縛られて思いっきりプレーできないのですが、ここ2日間細かいルール設定でやっても、やりたいことが自然と出るようになっていたので、そこら辺はみんな理解力は高いっていうかそれを理解して体を動かす能力は素晴らしい」と評価。

また、ベテラン選手が練習を引っ張っている姿については、「クラブ、チームのために発言も行動もしてくれているので非常に助かっているし、若い選手も真似してやってくれているので、いい環境というかいい循環になってるんじゃないかなっていうのは感じました」とその存在の大きさを実感していた。

高木善朗は「まだまだチームとしても確認ごとが多い中、練習も探り探りになっているとは思いますけど、徐々にいい方向には向かっているかなと思う。去年からは変わる所もあると思いますし、試合があるので、そういうところで出た課題を修正して開幕を迎えられたら」とコメントした。

宮崎キャンプは2月1日まで行われる。

最終更新日:Sun, 19 Jan 2025 15:06:55 +0900