知人男性をハンマーで殴って殺害して現金約120万円を奪った罪に問われた男の初公判 男は起訴内容を一部否認「金をとるつもりではなかった」

おととし、新潟県上越市で自営業の男性を殺害し、現金を持ち去った強盗殺人などの罪に問われている男の初公判が20日、新潟地裁で開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。

おととし、新潟県上越市で自営業の男性を殺害し、現金を持ち去った強盗殺人などの罪に問われている男の初公判が20日、新潟地裁で開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。

強盗殺人・住居侵入・窃盗の罪で起訴されているのは、長野県上田市の無職・小倉一夫被告(72)です。

起訴状などによりますと、小倉被告はおととし6月、上越市の中村礼治さんをハンマーで複数回殴って殺害し、現金約120万円の入ったバッグを持ち去ったほか、おととし4月には中村さんの自宅に侵入し、現金約26万円を盗んだ罪に問われています。

20日に開かれた初公判で起訴事実について問われた小倉被告は「ハンマーで殴ったが、金をとるつもりではなかった」と強盗殺人について否認しました。

今回の裁判では強盗殺人が成立するかどうかや量刑が争点となります。21日は被告人質問が行われ、判決は1月29日に言い渡される予定です。

最終更新日:Mon, 20 Jan 2025 11:58:47 +0900