クラブ初のタイトルに王手をかけている女子サッカーのアルビレックス新潟レディース。1月25日の皇后杯決勝に向け22日、決勝戦前最後となる新潟での練習を報道陣に公開しました。
22日、新潟市西区で練習を行ったアルビレックス新潟レディース。
3日後に行われる皇后杯の決勝戦を前に、約1時間半、ディフェンスの確認などに汗を流しました。
18日に京都で行われた皇后杯・準決勝でリーグ戦首位の東京ベレーザと対戦し、PK戦の末、8大会ぶりの決勝進出を決めたアルビレディース。
PK戦で活躍を見せたのが、ゴールキーパーの平尾知佳選手です。
【平尾知佳 選手】
「準備してきたことをしっかりやれたし、準決勝で勝ち進んだことにより、もっとチーム一丸になってきていると感じる」
アルビレディースはこれまでに4度、皇后杯の決勝に進出していますが、未だ優勝経験はありません。
新潟一筋、19年目の上尾野辺めぐみ選手は特別な思いで決勝戦に臨みます。
【上尾野辺めぐみ選手】
「トーナメント戦で決勝戦に出るのはなかなか難しいことだと思うし、私自身、年齢を踏まえて、ラストチャンスというくらいの気持ちで戦いたい」
こう話す上尾野辺選手と幼馴染で、2011年にはともになでしこジャパンで世界一を経験したキャプテンの川澄奈穂美選手は…
【川澄奈穂美キャプテン】
「新潟に来て、彼女と一緒にタイトルを目指すというのはすごく感慨深いものがあるし、彼女がいてくれるのも自分にとって特別だし、その思いをしっかりと結果につなげられるようにプレーで示していきたい」
今シーズンのスローガンは『本気でタイトルに挑む』。
5度目の正直へ、3大会ぶり2度目の優勝を目指す強豪・浦和レッズレディースに挑みます。
【川澄奈穂美キャプテン】
「際のところとか、細部のところとかにこだわって、なんとか勝ち取った決勝への切符というのを無駄にしないように、気迫、気持ち、執念を見せてやっていきたい」
クラブ史上初のタイトルまであと1勝！皇后杯決勝は1月25日、エディオンピースウイング広島で午後1時キックオフです。
最終更新日:Wed, 22 Jan 2025 18:58:34 +0900
