“宿泊税”導入を検討している新潟・佐渡市 日帰り客多く「訪問税のほうが適している」の声も

佐渡島の金山が世界文化遺産に登録された新潟県佐渡市で1月22日、持続可能な観光地づくりに向けた“宿泊税”の導入に関する検討会議が開かれました。

佐渡島の金山が世界文化遺産に登録された新潟県佐渡市で1月22日、持続可能な観光地づくりに向けた“宿泊税”の導入に関する検討会議が開かれました。

【佐渡市 小林大吾 観光振興部長】
「税収がどうしても減っているという中で、島外の皆様にも環境美化だったり、そういったところでご負担をいただくことが必要になってくると考えている」

22日の会議では、宿泊客から徴収する宿泊税と合わせ、佐渡市の訪問客から広く負担を求める“訪問税”についても議論。

委員からは、「日帰り客なども多い佐渡市では、訪問税のほうが適しているのではないか」といった意見が出されました。

【宿泊税検討会議 中東政樹 座長】
「導入は色々課題があるのかなという認識を改めてできた」

検討会議は今後、課税免除の対象など課題を整理し、今年度中に新たな観光財源の導入に関する方向性を示す方針です。

最終更新日:Wed, 22 Jan 2025 19:20:39 +0900