1月24日、通常国会が始まり、衆議院本会議で所信表明を行った石破首相は拉致問題について「断固たる決意の下取り組む」と話しました。
24日開会したのは、石破政権にとって初めてとなる通常国会。
「楽しい日本」を目指し、令和の日本列島改造を進めると表明した所信表明演説で、石破首相は拉致問題にも言及しました。
【石破首相】
「すべての拉致被害者の一日も早いご帰国、北朝鮮との諸問題の解決に向け、断固たる決意の下、総力を挙げて取り組んでいきます」
拉致問題を政権の最重要課題とした一方で、解決への具体的な道筋は示されていないのが現状です。
拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんは2月4日で89歳となります。
【横田早紀江さん】
「もう、これは最後のチャンスではないかと思うくらい切羽詰まってきたなという感じがあるので、本当に政治家の方1人くらい、さすがにあの人やってくれたなという人に残ってほしい。それを本当に切望している」
石破首相には断固たる決意を具体的な行動を示すことが求められます。
最終更新日:Fri, 24 Jan 2025 19:00:25 +0900