埼玉県で下水道管の破損が原因とみられる道路の陥没事故が起きたことを受け、新潟市は2月5日、下水道管内部の点検を始めました。
1月28日、埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損による道路の陥没事故。
この事故でトラック1台が転落し、発生から1週間以上経った現在も74歳の男性運転手の安否は分かっていません。
この事故を受け、国は1月29日、全国の自治体へ下水道管の緊急点検を要請。
新潟市でも2月3日から緊急点検を行っていて、5日、下水道管の内部の点検も始まりました。
下水道管の破損が原因の陥没事故は新潟市内でも発生していて、去年8月には新潟市南区高井興野の農道で下水道管が破損してできた穴に60代の男性が運転するトラクターが転落。
この事故で運転手の男性がケガをしたほか、トラクターが全損しました。
新潟市は今回、内径2m以上で設置から25年以上経過した下水道管を対象に点検を実施。
市内40か所で下水道管内部に破損や腐食がないかを目視で確認していて、今のところ異常は確認されていないということです。
【新潟市下水道管理センター 片岡藤男 係長】
「市民の皆様に安心安全に生活していただけるように、下水道の維持管理をしっかりと行っていきたい」
新潟市は2月中に点検を終える方針です。
最終更新日:Wed, 05 Feb 2025 18:44:40 +0900