首位奪還ならず…新潟市の“ラーメン支出額”全国2位に 山形市に約6000円差で敗れる「来年こそは必ず1位に」

外食におけるラーメンの年間支出額をめぐり、3年ぶりの首位奪還を目指してきた新潟市。2月7日、家計調査の結果が発表され、去年の支出額は3年連続の全国2位となりました。

外食におけるラーメンの年間支出額をめぐり、3年ぶりの首位奪還を目指してきた新潟市。2月7日、家計調査の結果が発表され、去年の支出額は3年連続の全国2位となりました。

7日朝、新潟市役所に集まった市やラーメン店の店主たち。

【記者リポート】
「まもなく発表の時刻を迎えます。こちら新潟市の会場、首位奪還なるか、関係者は緊張した表情を見せながら、その瞬間を待っています」

待っていたのは、総務省の去年の家計調査の結果です。

【新潟拉麺協同組合 笠原義貴 専務理事】
「ドキドキしているが、どんな結果も受け入れて、1位奪還!期待している」

外食におけるラーメンの年間支出額で毎年全国上位となっていた新潟市。2021年の調査では全国1位でしたが、その後は2年連続で山形市に敗れています。

この雪辱を果たすため、ラーメン界を盛り上げようと、去年は市内のラーメン店が協力しあい、新商品を開発したほか、市も1400万円の予算を計上し、『日本一ラーメンを愛する街』としてプロモーション事業を進めてきました。

【AKIHA麺屋粋翔 小泉翔太 代表】
「(去年は)市が少しずつ一体になってできたのかなと思っている。手応えはもちろんある」

一方、そのころ2年連続王者の山形市でも市民が発表の瞬間を見守っていました。

果たして軍配はどちらに上がるのか、迎えた午前8時半…歓喜に沸いたのは山形市でした。

調査の結果、去年の支出額は新潟市が『1万6292円』と全国2位に。1位の山形市には約6000円引き離され、首位奪還は叶いませんでした。

【新潟拉麺協同組合 石黒純一 理事長】
「“また2位か”というのが正直な気持ち。山形とさらに差が広がってしまって残念」

しかし、落ち込んではいられません!

結果を受けて作り出したのは新潟5大ラーメンの一つ、生姜醤油ラーメン。早くも今年の支出額アップに向け、気合いを入れ直します。

【新潟市 野島明子 副市長】
「統計の結果というよりも、これをきっかけに、多くの人においしい種類がたくさんある新潟のラーメンを味わっていただきたい」

【新潟拉麺協同組合 笠原義貴 専務理事】
「(2位は)新潟の市民の皆様のラーメンの愛の形なので、その愛をしっかり受け止めて、来年こそは必ず1位奪還を目指して頑張りたい」

日本一ラーメンを愛する街へ!挑戦は続きます。

最終更新日:Fri, 07 Feb 2025 19:11:17 +0900