「去年の倍でビビった…」早稲田大学の学生が新潟県の山間地域で除雪ボランティア オーストラリアからの留学生も

強い冬型の気圧配置の影響で19日も山沿いを中心に大雪となりました。新潟県十日町市では、大学生のボランティアが除雪作業に汗を流していました。

強い冬型の気圧配置の影響で19日も山沿いを中心に大雪となりました。新潟県十日町市では、大学生のボランティアが除雪作業に汗を流していました。

3メートル近い積雪を記録している十日町市松代地区では…

【記者リポート】
「十日町市松代地区です。朝から細かい粒の雪が絶え間なく降り続いています。この影響でこちらを通る国道、数百メートル先が見通せない状況となっている」

【住民】
「おとといくらいから本格的に降って、けっこう積もる量が半端なかったので参る」

住民も除雪業に音を上げる中松代地区の宿泊施設には頼もしい助っ人が!

【記者リポート】
「建物の1階部分の玄関付近が埋まってしまうほどの雪が積もる中、早稲田大学の学生などがこのように除雪作業を行っています」

早稲田大学の学生団体が除雪ボランティアに訪れていたのです。

【里山プロジェクト 田中智美さん】
「私たちとしても普段学生さんが来なかったらやらないといけないところをやってもらっているというのはありがたい」

かつて十日町市蒲生地区に大学の研修施設があったことをきっかけに地域住民との交流が続いていて除雪ボランティアも30年ほど前から継続していると言います。

参加した学生20人のほとんどが県外出身で中には海外からの留学生の姿も見られました。

【オーストラリアからの留学生】
「日本に来るまで全然見たことがなかった、初めてこんな大雪を見た」

学生たちは積雪の多さに驚きながらも慣れない手つきで除雪作業に汗を流していました。

【滋賀県出身の学生】
「1回参加したら楽しかったので、今年も来た。去年の倍くらいあって、びびっている」

【長崎県出身の学生】
「雪は重い。大変だし、毎日やるのは苦しい」

学生も痛感する除雪作業の大変さ。県内では山沿いを中心に20日にかけても大雪となる見込みで、山沿いの地域に住む人たちがこの除雪作業に追われる日々はもう少し続きそうです。

最終更新日:Wed, 19 Feb 2025 19:42:59 +0900