

新潟市北区にあるお店の“チーズバーガー”を紹介します。肉の存在感が抜群のハンバーガー、そのおいしさの“トラップ”にかかる人も続出しています。
■店主は猟師!?“おいしさの罠”にはめたい!

新潟市北区の閑静な住宅街に立つのは、隠れ家のような店『TRAP BURGER(トラップバーガー)』。
明るい笑顔で接客をするトラップバーガーの代表・杉山真志さんがオススメするのが、ボリューム満点の〈チーズバーガー 1320円〉です。
ジューシーで肉厚なパティが目を引きますが、この“肉の存在感”が店のこだわりです。
杉山さんは「肉を食べているハンバーガーという実感が湧くと思う。ガブッっといったときに、いつまで経っても肉の味がするハンバーガーを作りたい」と話します。
そんな肉へのこだわりが止まらない杉山さんに店名の由来を聞くと、ある意外な事実が判明!
なんと杉山さん、ハンバーガー店のほかに猟師をやっていて、色々なところに“罠”を仕掛けてきたことから、店名にも罠を意味する“トラップ”を入れたのだそう。
ただ、それだけではなく…「1回、お客さんをうちの“罠”にはめたい。そんな裏の意味もある」
■罠にはまる人続出!店を通して人と人とをつなげたい

そんな杉山さんのこだわりは肉の切り方にあります。アメリカ産の牛肉を挽肉にせず、ゴロゴロとした食感が残るように粗めにカット。味付けは塩とスパイスでシンプルに仕上げます。
その後、表面がカリッと仕上がるように焼いていきます。
上にのせたチーズがとろけてきたら、ここでポイントとなるのが一度休ませるということ。こうすることで、余熱で火が入り、中に肉汁を閉じ込めることができます。
最後にふわふわのバンズに挟んだら完成です。

肉の味がダイレクトに広がるバーガーは肉が粗めのカットなので、しっかり噛みしめることで肉汁がじゅわっとあふれ出します。
一口食べればヤミツキになるおいしさに、思わず“おいしさの罠”にはまる人が続出。
杉山さんは今後もハンバーガーを通して生まれる交流や人と人とのつながりを大切にしたいと話します。
「自分だけ食べて喜んでもうれしくない。周りの人においしさを伝えていきたい」
ユニークな杉山さんが仕掛けるトラップにあなたもはまってみませんか?