
酒気帯び運転で人身事故を起こした危険運転致傷の罪に問われている元警察官の男に有罪判決が言い渡されました。
危険運転致傷の罪に問われているのは、元西蒲警察署地域課の巡査長の男(32)です。
起訴状などによりますと、男は去年11月、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転し、新潟市西蒲区の国道で50代男性が運転する車に衝突し、ケガを負わせた罪に問われています。
初公判で起訴内容を認めていた男。
2月28日の判決公判で、新潟地裁の塚本友樹裁判官は「現職の警察官として法令の遵守が強く求められる立場にありながら、故意に危険運転に及び、法を犯したことは見過ごせない」と指摘。
その一方で、事実を認め反省の態度を示しているほか、社会的制裁を受けていることなどを考慮し、懲役10カ月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
弁護側は控訴するかコメントしていません。
最終更新日:Fri, 28 Feb 2025 19:17:57 +0900