

新潟県南魚沼市にある酒蔵の社員食堂。ここで提供されている“麹”をたっぷり使ったボリューム満点の定食を紹介します。
■麹をたっぷり使用!八海酒蔵の社員食堂

広大な田園風景と美しい山並みの中、魚沼の自然と暮らしを体験できる施設『魚沼の里』。
その一角にあるのが、新潟の地酒を代表する銘柄『八海山』の酒蔵である八海醸造の社員食堂です。
南魚沼市にあるこちらの社員食堂では、日々、旬の食材を使ったボリュームたっぷりのグルメが提供され、体力仕事の多い日本酒造りに励む社員の活力源となっています。
材料には日本酒メーカーならではの“甘酒”や“麹”をふんだんに使い、おいしく健康にランチを楽しむことができます。
一般の人も利用できるため、酒蔵でふるまわれる珍しいグルメを求め、たくさんのお客が訪れていました。
■ふわふわ新食感!一晩麹でつけこんだ“サワラフライ”

体を動かすことが多い蔵人に元気を与えたいと、ボリューム重視の定食を丁寧に作り続ける社員食堂。
メニューは日替わりということで、この日提供されていたのが〈春の魚サワラのフライ定食 1300円〉です。
旬の魚をふんだんに使った熱々のフライに、お腹をすかせた従業員の反応も上々の様子です。
フライのこだわりは調理過程で麹をたっぷり使用していること!サワラは一晩、塩麹につけてから揚げることで身がよりふっくら仕上がるといいます。
味はプレーンと梅肉を挟んだものの2つを用意していて、訪れる人の気持ちも飽きさせません。
■ほんのり甘い!?特製甘酒入りタルタルソース

また、フライにかけられているタルタルソースには甘酒を使用。ほんのり甘く優しい、この食堂ならではの味を楽しめます。
メイン料理以外にも地元を生かしたこだわりの素材がたくさん!ご飯は地元魚沼産コシヒカリをふっくらと炊きあげています。
定食につく小鉢はそれぞれ地元でとれた山菜を使い、味噌汁には麹をたっぷり使っているため、まろやかな口当たりで健康にも効果が期待できます。
■酒蔵で健康グルメを楽しむ!昼帯は一般利用も可能

細部まで素材にこだわる定食。その日に炊いた「同じ釜のご飯をより多くの人に食べてもらいたい」と社員食堂の枠を越え、午前11時から午後3時まで一般の人に開放しています。
また、肉と魚の定食は季節によってメニューが変わるため、春夏秋冬、それぞれの味を楽しむのもオススメです。
新潟の地酒を代表する八海山。その活力の源には、愛のこもったボリュームたっぷり健康志向な定食がありました。
なかなか味わえない酒蔵の社員食堂に潜入して、健康においしくご飯を楽しんでみてください。
最終更新日:Wed, 05 Mar 2025 11:50:50 +0900