

石破首相が、自民党の新人議員との会食に際し10万円分の商品券を配ったことについて、国民民主党の玉木雄一郎代表は15日、「政治とカネの問題について信頼を取り戻す、こういう大事な役目を果たすことができないのであれば、総理の地位に居続けることは難しいのではないか」と訴え、政治倫理審査会への出席を求めました。
3月15日、新潟市で開かれた国民民主党新潟県連の定期大会に出席した玉木雄一郎代表。石破首相が自民党の新人議員との会食に際して商品券を配った問題について「法的には問題ない」と説明する石破首相に対し、「物価高騰に苦しむ国民のための政策を進めていくリーダーとしての資格、そして政治とカネの問題を解決していくリーダーとしての資格、こういった資格を欠いているのではないかと多くの国民が石破首相に対して疑念を抱き始めているのではないかと思います」と指摘。
さらに、政治資金規正法21条2に抵触する恐れは払拭し切れていないとして、「疑念が払拭できないのであれば、やはり総理の地位に居続けることは難しいのではないかと。判断する時は来るのではないかと思っています」と話しました。
また、玉木代表は「他の安倍派や二階派の議員には政倫審に出ることを求めてきた経緯もあるわけですから、そういう疑義があれば、そこで説明するということで、石破総理自ら自分が出ると言って、しっかりと政倫審に出て、石破総理自らが語ることが重要」と石破首相の政倫審への出席を求めました。
合わせて、自民党としても石破総裁への処分は避けられないと訴えました。
最終更新日:Sat, 15 Mar 2025 18:34:16 +0900