
春の花で彩りを加えた『仏花』や『花束』を紹介します。
色とりどりの花がせりにかけられていた新潟市中央卸売市場。
【新花 池田紀行 主任】
「3月に入って、花は繁忙期を迎えている」
彼岸を迎えた市場の花全体の出荷量は通常と比べ約3倍に。
3月17日朝もお供えものとしての花『仏花』の定番である白いキクが多く並んでいました。
こうした中、定番のキク類だけでなく、桜やストックなど春らしさを取り入れた仏花がおすすめとなっています。
【新花 池田紀行 主任】
「春の花というのは、明るい色がたくさんあり、香りが良いものもあるので、故人の気持ちがこもった仏花を用意するのもいいと思う」
一方、卒業式などで重宝されるブーケには今年ある変化が…
【記者リポート】
「今年は春らしいピンク色の花に加え、水色のスイートピーなど寒色系の花を取り入れたブーケが人気となっています」
染色液を茎から吸わせ、人工的に着色させた寒色系統の花がSNSをきっかけに話題となっていて、去年10月ごろから需要が高まっているといいます。
【新花 池田紀行 主任】
「水色や紫に染めた花も組み合わせることで、よりパステル感が出る。パッと第一印象がかわいらしいということで、ぜひおすすめしたい」
様々な場面で花が使われる機会が多くなるこの時期。皆さんも大切な人に春の花を贈ってみてはいかがでしょうか。
最終更新日:Mon, 17 Mar 2025 19:00:49 +0900