空気乾燥・強風…“林野火災”増える時期 火の取り扱いに十分注意を「油断や不注意から発生している」新潟

3月17日、秋葉消防署や地元自治体などが協力して行った林野火災防止の広報活動。

3月17日、秋葉消防署や地元自治体などが協力して行った林野火災防止の広報活動。

【桶屋美圭アナウンサー】
「林野火災が増えるこれからの時期、新潟市秋葉区のこちらの施設では、入山者に向けて林野火災の予防を呼びかけます」

県内では去年、林野火災が16件発生していて、そのうち13件が4月・5月に集中。

空気が乾燥し、風も強まるこれからの時期は、一度、枯れ草などに火がつくと一気に燃え広がっていまいます。

2月には岩手県大船渡市で大規模な山林火災が発生し、いまだ鎮火には至っていません。

【秋葉里山ガイドの会 山崎幸雄さん】
「普段楽しめる山だったのが、焼けた山を見て、楽しさではなくて悲しい気持ちになった。つらい感じがする」

緊急消防援助隊の一員として現場で消火活動を行った高橋正敏消防司令長は「空気が乾燥している日や風が強い時はたき火などを行わないでほしい」と呼びかけた上で…

【新潟市秋葉消防署 高橋正敏 消防司令長】
「ちょっとした油断や不注意から火災が発生しているので、火の取り扱いには十分注意していただきたい」

屋外で火を扱う際は、必ず消火できる準備をして、完全に火が消えるまでその場から離れないよう呼びかけています。

最終更新日:Mon, 17 Mar 2025 19:05:21 +0900