
新潟市では路線バスを無料で利用できるバス無料デーの第2弾が開催されました。今回はスマートフォンアプリの利用が条件となっていて、市は利用者のデータを詳細に分析し今後の利用促進につなげたい考えです。
【アナウンサーリポート】
「20日がバス無料デーの第二弾。前回と同様に多くのお客さんの利用がみられるのでしょうか」
新潟市で実施されたのは市内を運行するバスを無料で利用できるキャンペーンの第2弾です。これはバスの利用促進のために実施されているもので去年11月の第1弾ではバスの利用回数が通常の2倍にのぼったと言います。前回はバスに乗る人なら誰でも無料になりましたが・・・
【アナウンサーリポート】
「今回はバスを降りるときに運転手にこちらのアプリの画面を見せることで運賃が無料になります」
アプリが利用条件となったことで今回は手こずる乗客の姿も・・・
【利用者は】
「趣旨はわかるけど難しかった」
「説明に書いてあるとおりの画面が出てこなくてそれで見たら一部使えないのがありますって書いてあったからそれかなと思ってあきらめました」
ただ新潟市としてはアプリを通して得た利用者のデータをもとにより詳細な分析につなげる狙いがあります。
【新潟市都市交通政策課川又啓介係長】
「どういった方々がどういった行動をしていくかだとか今回の無料デーに参加された方が今後どのような形でバスの利用が変化したかっていうのがわかるようになるっていうところがメリットになっております」
多少の手間はかかりますが今回もキャンペーンを機にバスを利用したという人が多くいました。
【利用者は】
「あんまり使わないんですけどこういう機会なので子どもたちが乗り物好きなので乗ろうってことで使いました」
「せっかくだから遠いカフェ行こうってなってバスが無料だから遠いところまで行こうかなと思って使いました」
ふだん利用しない人もその利便性を感じたようです。
【利用者】
「いつもは駐車料金が気になってゆっくりできないのできょうはゆっくりしようかと思っています」
「私の最寄りの駅も徒歩20分くらいかかるがバス停だと10分くらいなので時間の短縮にはなるのかな」
新潟市は今回得られたデータを分析してバスの利用促進につなげていく考えです。