相次ぐ“山林火災”…乾燥しやすく風強まる春“火の取り扱い”に注意を!新潟県内で去年発生した林野火災は4月・5月に集中

岩手県に続き愛媛・岡山でも山林火災が発生。今も延焼が続いています。新潟県内でも乾燥しやすく風が強まる春は林野火災に注意が必要です。

岩手県に続き愛媛・岡山でも山林火災が発生。今も延焼が続いています。新潟県内でも乾燥しやすく風が強まる春は林野火災に注意が必要です。

【隊員の報告】
「堆積物が厚く、中まで燃えていて、消火をするのに時間がかかった」

3月25日、長岡市消防本部で行われたのは、緊急消防援助隊として2月に岩手県大船渡市で発生した林野火災の現場で活動に当たった隊員による報告会です。

【隊員の報告】
「表面ではなくて、中まで火が入っていて、足で踏んだだけでは消えない状況」

ここで強調されたのは、山林火災の消火の難しさです。

岩手県に続いて3月23日、岡山市や愛媛県今治市でも山林火災が発生。夜を徹しての消火活動が続けられていますが、3日目を迎えた25日も鎮圧には至っていません。

こうした事態に陥らないためにも、山林火災の現場で活動した隊員が訴えるのは、火の取り扱いへの注意です!

【新潟県大隊 大谷隆幸 指揮隊長】
「ごみを燃やすときには、近くに燃えるものがないとか、できれば燃えるゴミは燃やさないで、ごみステーションに捨ててもらえば」

県内で去年発生した16件の林野火災のうち、13件が4月と5月に集中していることから、消防などは乾燥しやすく風が強まる春は特に火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

最終更新日:Tue, 25 Mar 2025 19:01:27 +0900