
来年4月から“ながらスマホ”など自転車の交通違反に反則金が科されるのを前に、県民に改めて自転車のルールを確認してもらおうと、新潟県警の“サイクルポリス”が5月7日から活動しています。
【松村道子キャスター】
「普段は白バイに乗っているイメージの強い交通機動隊員の皆さんですが、7日からは自転車に乗り換えて、交通ルールの周知に活躍します」
7日、出発式を迎え、活動を開始したのは5人の県警交通機動隊員からなる“サイクルポリス”です。
【県警本部 山崎勉 交通企画課長】
「(自転車は)免許のない乗り物。県民の皆さんに自転車のルールを広く広報しなくてはならないので、そういったことを重点的にやっていくために発足させた」
いま自転車のルールの周知に力を入れる背景には、4月、警察庁が施行の方針を示した改正道路交通法の存在があります。
来年4月から、16歳以上による自転車の違反行為が反則金の対象になるのです。
スマホのながら運転には1万2000円。イヤホンを着けながらの運転には5000円、このほか、夜間にライトをつけない運転や不必要な急ブレーキにも5000円の反則金が課されます。
7日は、サイクルポリスが自転車で街頭に向かい、安全ルールを呼びかけました。
【サイクルポリス】
「いま自転車の交通違反が後を絶たないということで広報している」
サイクルポリス自身も、新たな任務に気持ちを引き締めます。
【交通機動隊 サイクルポリス 本間朋 巡査部長】
「自転車に乗って活動することがなかった。今まで白バイメインだったので、新しい気持ちで頑張っていきたい」
サイクルポリスは今後、交通安全教室や動画など様々な場所で自転車の交通ルールを県民に伝えていきます。
最終更新日:Wed, 07 May 2025 19:55:12 +0900