
暑い時期にぴったりで、これから出荷が始まる『梅』を紹介します。
5月26日、新潟市中央卸売市場を訪れていた和歌山県の農業関係者がPRしていたのは『南高梅』です。
【和歌山県の農業関係者】
「こちらが南高梅。今年も元気に育ちました」
【梅農家 林弘子さん】
「南高梅の特徴は皮が薄くて、果肉が多く、大粒」
梅の生産量日本一を誇る和歌山県みなべ町が発祥とされ、最高級品種の一つにも数えられる南高梅。
【梅農家 林弘子さん】
「私も今まであまり見たことがない大きなひょうが降ってしまって、出荷量が少なく、良いものが少ない」
今年は4月上旬に降ったひょうの影響で梅の表面にキズがつくなど被害が出ていて、出荷量は例年に比べてやや少なくなる見込みです。
【梅農家 林弘子さん】
「見栄えが悪いというだけなので、一切(味に)問題ないので、ぜひ使っていただきたい」
一方、味については問題なく、梅ジュースや梅ジャムのほか、梅干しで食べるのがおすすめだといいます。
1カ月ほど前に漬けたというその梅干しを実際にいただきました。
【記者リポート】
「皮が薄いので、肉厚な実のうまみが口いっぱいに広がります。酸味もしっかり感じられてとてもおいしいです」
関係者も今年の出来に太鼓判を押します。
【梅農家 林弘子さん】
「南高梅は梅ジュース・梅酒・梅ジャム・梅干し何でもできるので、皆さんどうぞ食べてください」
また、6月には県内でも新潟市江南区亀田地区の特産品である『藤五郎梅』の出荷が始まります。
これから気温が上がる時期を迎える中、皆さんも梅を食べて暑い日を乗り切ってみてはいかがでしょうか。
最終更新日:Mon, 26 May 2025 19:30:17 +0900