
大手不動産会社が『街の住みここちランキング』を発表しました。新潟県内在住者を対象に行ったアンケートによると、新潟市中央区が今回初めて1位を獲得。実際に住民はどう考えているのか聞きました。
大手不動産会社が発表した『街の住みここちランキング』。
現在住んでいる自治体の住みここちなどについて、新潟市中央区が7回目にして初めて1位を獲得しました。
この背景には、リニューアルの進む新潟駅の存在があると専門家は分析します。
【大東建託 賃貸未来研究所 宗健フェロー】
「車の渋滞に対するコメントがあまりない。もう一つは、鉄道のターミナルという意味でも中央区、新潟駅の周辺というのは便利。駅のリニューアル、バスセンター、飲み屋もあるということで、街のにぎわいという意味でも、県の中で一番にぎわっている場所ということが評価の高さにつながっていると思う」
【齋藤正昂アナウンサー】
「実際に住んでいる人は新潟市中央区のどこに住み心地のよさを感じているのでしょうか?」
【50代】
「(この結果は)うれしい。住んでいる身としては。交通の便がいいのでは。色んな所にバスや車で行ける」
【20代】
「駅が新しくなって、広くきれい。お店とかもあるので、電車に乗らなくてもたまに行く」
生活する上での利便性を評価する声が多く上がる一方で…
【30代】
「海が近くて公園もある。やすらぎ提もあったりして結構自然が豊か」
【20代】
「川沿いをよく走ったりしている。景色も好き」
【30代】
「子育て支援が充実している。支援センターとか多いし、保育園も結構入りやすい」
自然環境や行政サービスの充実を評価する人もいました。
また、去年9位から今年5位と大きく順位を上げたのが湯沢町です。
【大東建託 賃貸未来研究所 宗健フェロー】
「自然環境の多さ、首都圏との近さ。さらにマンションを買っても安く、いまだに社会流入が増えている。首都圏からリゾートマンションへ移り住んでいる方々からの評価が今回順位を上げた要因かなと思っている」
一方、アンケートでは「住みたい街が特にない」「いま住んでいる街に住み続けたい」という回答が全体の4分の3を占め、多くの人がいま住んでいる街を評価しているという結果に。
この機会に自分の住んでいる街の好きなところについて考えてみるのもいいかもしれません。
最終更新日:Wed, 28 May 2025 19:02:22 +0900