大の里の土俵入り行われる中…先輩横綱・豊昇龍は小林幸子さんと田植え!貴重な光景に相撲ファンも喜び「地元にゆかりある人たちが活躍してくれるのはうれしい」

東京の明治神宮で5月30日、海洋高校出身で第75代横綱となった大の里の奉納土俵入りが行われました。一方、大相撲夏場所で唯一、大の里に土をつけた先輩横綱の豊昇龍の姿は新潟県十日町市の田んぼにありました。

東京の明治神宮で5月30日、海洋高校出身で第75代横綱となった大の里の奉納土俵入りが行われました。一方、大相撲夏場所で唯一、大の里に土をつけた先輩横綱の豊昇龍の姿は新潟県十日町市の田んぼにありました。

豊昇龍が所属する立浪部屋では自分たちで食用米を育てようと、5年前から六箇地区で田植えを行っていて、おととしからは豊昇龍も参加しています。

これまでは手植えで稲を植えていましたが、今年は初めて機械を使った田植えに挑戦。

最初は戸惑いを見せていた横綱も地元農家のサポートを受けながら徐々に操作のコツを覚えると、最後は手慣れた様子で稲を植えていました。

【横綱 豊昇龍】
「前は手で植えていたが、今回は機械だったから楽だった。(Q.何点ぐらいの出来映え?)。分からない。自分的には満点」

また、横綱が田植えをする貴重な光景を一目見ようと、田んぼにはカメラを構える多くの相撲ファンの姿も見られました。

【相撲ファン】
「かっこよかった」

【相撲ファン】
「最初に来たころは横綱ではなかった。横綱になってからも来てくれて、本当にうれしく思う」

【相撲ファン】
「地元にゆかりのある人たちが相撲界で活躍してくれるというのはすごくうれしい。今後もお二方とも活躍してほしい」

中には東京から来たという人も…

【相撲ファン(東京から)】
「乗り物が小さく見えて、素敵な田植えだと思った。(子どもが)男の子なので、(横綱のように)たくましく立派に育ってもらえたらうれしい」

この日は歌手の小林幸子さんも田植えに参加し、横綱とともに今年のコメの出来に期待を寄せていました。

【小林幸子さん】
「今、色んな形でコメの問題があるが、おいしいコメができるといい。ただそれだけ」

【横綱 豊昇龍】
「作ったおいしいコメを食べて、体を大きくして、将来的にお相撲さんになってくれればいい」

今回植えられたコメは9月下旬に収穫される予定です。

最終更新日:Fri, 30 May 2025 18:57:36 +0900