
東京の明治神宮で5月30日、海洋高校出身で第75代横綱となった大の里の奉納土俵入りが行われ、集まった大勢の前で堂々とした”雲龍型”を披露しました。
5月30日、明治神宮に姿を現した第75代横綱・大の里。
正式に横綱としての地位が認められる推挙式では、日本相撲協会の八角理事長から推挙状が手渡され、緊張した面持ちで式に臨んでいました。
そして、小雨の降る中、いよいよ新横綱・大の里の奉納土俵入り。
師匠の元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が見守る中、真新しい綱を締めて親方と同じ“雲龍型”を披露しました。
8年ぶりの日本出身横綱による土俵入りに、会場からは四股を踏むたびに歓声が。
初土俵からわずか2年で角界の頂点に立った大の里。唯一無二の横綱として、堂々とした第一歩を踏みだしました。
【元横綱・稀勢の里 二所ノ関親方】
「堂々とやっていたので一安心した。行事も終わったし、あとは稽古するのみ」
【新横綱 大の里】
「こういう行事を全てきょう行うことができて、本当に横綱になったという実感が湧いた。怒濤の1週間だったが、これを機にしっかりと頑張っていきたい」
新横綱・大の里のさらなる活躍に期待です。
最終更新日:Fri, 30 May 2025 18:57:56 +0900