プロに聞く“衣替え”の極意!冬服をコンパクトにたたむ方法は?保管の仕方を間違えるとカビ・傷みの原因に…新潟

気温が高い日が続き、夏服の出番が増えると、クローゼットの衣替えを行う人も多いのではないでしょうか?少しの工夫で洋服を上手に整理しながら衣替えができる方法を整理・収納のプロに聞いてきました。

気温が高い日が続き、夏服の出番が増えると、クローゼットの衣替えを行う人も多いのではないでしょうか?少しの工夫で洋服を上手に整理しながら衣替えができる方法を整理・収納のプロに聞いてきました。

■保管の仕方を間違えると…カビ・傷みの原因に

【長谷川珠子アナウンサー】
「6月に入り気温が上がったことで衣替えを行う人も多いと思いますが、冬服と夏服では容量の違いがあり、冬服の収納に苦労する人も多いのではないでしょうか」

そこで、整理収納コンサルタントの関口まりさんに効率的な衣替えの方法を聞いていきます。

【長谷川珠子アナウンサー】
「クローゼットに入りきらない分をハンガーラックの上に重ねている状態。見栄えも悪いのでどうにかしたいと思っています」

【関口まりさん】
「こういう保管の仕方は、ニットが潰れてしまうし、結構布にはホコリがつく」

また、梅雨に入り湿気がたまると、衣類のカビや傷みの原因になることもあるといいます。さらに…

【長谷川珠子アナウンサー】
「(引き出しの)下に行った服は自分で把握しきれない」

【関口まりさん】
「どんどん下層にいって地層化していく」

服を平積みすることで持っている服を把握できず数が増えていくばかり。

【関口まりさん】
「来季、自分が着たいかがまず大切。着られるのではなくて、着たいか、どうありたいかをきちんと決めてから絞っていく。まずはそれ」

■「一目で見える収納に」服を自立させるたたみ方とは?

その上で、限られたスペースに冬服をしまうために重要となるのが服のたたみ方です。

【関口まりさん】
「まず、袖を内側に入れる。一直線になるようにたたむ」

身ごろの部分を3等分にしたものを、さらに3等分にたたんだら…

【関口まりさん】
「ポケットができるので、ここに入れ込む。簡単に噛ませるようなかたち」

こうすることで服が自立し、よりコンパクトに。これはボトムスにも応用できます。

【関口まりさん】
「ここが三角っぽくなるので、一直線になるように折る」

丈の長さに合わせて折りたたみ、最後にポケットにしまい込めば衣類を立てて収納することが可能に。

【長谷川珠子アナウンサー】
「縦に並べていけば、一目で見える収納になる」

【関口まりさん】
「とても大事」

■“仕切り”を使い快適に収納

そして、収納に便利なこんなグッズも…

【関口まりさん】
「空間を区切って衣類をしまうことをおすすめする」

折り込むことで高さを変えられる布製の仕切り。

【長谷川珠子アナウンサー】
「ご家庭のタンスに合わせて変えられる」

【関口まりさん】
「奥行きだけ間違えなければ大丈夫。100円ショップで売っているので、お金もかけずに空間を快適にできる」

この仕切りを3つ使い、たんすの中の空間を5つに分割。小さくたたんだ服を次々とたんすにしまっていくと、天井につきそうなくらい平積みになっていた冬服が見える収納としてたんすの中に収まりました。

【関口まりさん】
「うまく区切ることによって何着持っているかも分かるし、最終的にスペースを上手く使える」

たたみ方やしまい方など、少しの工夫でかさばる冬服もコンパクトになりました。

【関口まりさん】
「見え方が変わると心も変わるし、そこから取る行動も変わる。結果的に毎日が快適になる」

最終更新日:Thu, 05 Jun 2025 19:11:09 +0900