

数十年に一度しか咲かないと言われる花『ニューサイラン』が新潟県見附市の住宅で花を咲かせました。実は、この自宅ではおととしも花を咲かせていました。
【記者リポート】
「住宅の庭の一角にある植物。長く伸びる葉の先には小さな赤い花が咲き誇っています」
葉の間から長い花茎を伸ばし咲いていたのは、数十年に一度しか咲かないと言われる貴重なニューサイランの花。
育てているのは、見附市でリフォーム業を営む羽賀貴子さんです。
【hagabn 羽賀貴子 専務】
「びっくりした。40年に1度と言われていたのに『あれ、2年前に咲いたんだけどな』と思って」
ニュージーランド原産の園芸植物であるニューサイランを羽賀さんがインターネットで購入し栽培を始めたのは4年前のこと。
おととし6月、片方の株に花が咲いたときにはNSTでも取り上げていました。
【hagabn 羽賀貴子 専務(おととし)】
「(Q.何か特別なことは?)していない。たまに肥料をあげたりとか、葉っぱをちょっととってあげたりとか、そういった程度で特別何もしていない」
一体なぜ、数十年に一度しか咲かない花が短期間に2度も咲いたのでしょうか?
県立植物園は、土や気温などの土地の条件や育て方がよかったことで花を咲かせる条件が整ったのではないかと話します。
奇跡の開花を果たした見附市のニューサイラン。おととしからさらに成長した姿を見せています。
【記者リポート】
「こちらはおととし一番高く伸びた花ということで、今年の花と比べると頭一つ分高く育っているのが分かります」
奇跡だけでなく進化も続けるニューサイラン。開花の秘訣を伺うと…
【hagabn 羽賀貴子 専務】
「(Q.愛情をいっぱい注いだ?)それはある。愛情ですかね。見られないと思っていたから、また見られてうれしい。今年もぜひ見に来てください」