
5日、参院選の公示後初の週末を迎え、新潟選挙区でも各陣営の訴えが熱を帯びています。
参院選新潟選挙区には届け出順に、諸派の新人・原田公成さん、参政党の新人・平井恵里子さん、自民党の新人・中村真衣さん、立憲民主党の現職・打越さく良さんの4人が立候補しています。
公示後初めての週末となった5日、県内入りしたのは石破首相。上越市と長岡市で、集まった聴衆を前に地方創生などについて訴えを展開しました。
【石破首相】
「戦後日本は高度経済成長。そのためには人も金もモノも東京に集中する。その終わりが来たのが今の日本だと私は思っている。もう一度新潟を日本の中心にする。新潟から新しい日本を作る」
その応援を受ける自民党の新人・中村さんは、賃上げによる地域経済の活性化を主張。
【自民・新 中村真衣候補】
「この物価高に対しては物価高以上に賃上げをして、新潟の経済をどんどん回していかなければいけない」
対する立憲民主党の現職・打越さんは、県選出の国会議員などとともに各地を回り、期間限定の減税で家計を守るなどと訴えます。
【立憲・現 打越さく良候補】
「食卓を支えるため、食料品の消費税ゼロを私に進めてさせていただきたいと思いますが、皆さんいかがでしょうか」
参政党の新人・平井さんは市議などと連携し、人が行き交う市街地などで社会保険料の引き下げや子育て支援の拡充を訴えました。
【参政・新 平井恵里子候補】
「生まれてきた子どもたちにはきちんと子育て支援をする。子ども1人につき毎月10万円、15歳まで。教育に使えるお金」
諸派の新人・原田さんは主にSNSでスクランブル放送実現などのNHK改革の訴えを発信しています。
参院選は今月20日に投開票されます。
最終更新日:Sat, 05 Jul 2025 18:40:30 +0900